読売新聞の広報紙作成講習会で得たこと
木更津市PTA連絡協議会の広報委員会が主催してくださいました。
・大胆な構図の写真
何気なく構えがちなカメラ。当然目線は大人の目線です。
これをしゃがんで撮影してみたり、或いは腹ばいになってみる。
逆に脚立に乗って上からの目線でも面白いかもしれません。
私たちは試しませんでしたが広角の魚眼レンズでの撮影なんて
とても微笑ましい写真が撮影できるかも知れません。
・動きを感じる写真
「はいチーズ!」ではなく、動作の途中を撮影することは
写真に動きが出て面白いですね。
採用はされませんでしたが私(永原)は、運動会の間中
徒競走の足元だけを腹ばいで撮影していました。両足が空中を舞う瞬間があり
躍動感を伝えると思ったのですが、他の良い素材に負けてボツ(笑)。
・枚数を撮影する
角度、高さなどを変えて、何枚も撮影をする。数枚の撮影で満足してしまうと
後に掲載の段階で使えない画像であったりすることが多いようです。
・記事には折りを入れる
だらだらと横(縦)に記事を伸ばしていくのは、間延びして見栄えが悪いようです。
途中に写真を入れたり、ワンポイントの挿絵を入れたりするなどして
記事に変化をつけ、読み手の目線に流れと変化を付けます。
飽きさせない工夫かもしれません。
レイアウトに関する技術となるのでしょうが、どこにその写真を配置して
記事に折りを入れるのかでは委員間でも相当にもめた場所です。
誰もが自然と記事の続きを目で追えるように配慮しました。そのために普段は
あまり意識しなかった全国紙や地方紙の紙面を研究もしました。そういった作る側での
目線で新聞を読む(見る)のはとても参考になりました。
・段落をどこに入れるか?
改行、段落をどこに入れるのか?いろいろと委員間で推敲を重ねました。
同時に「は、が、の、に、を」などはいつにも増してチェックしました。
また、主語を見失うと文章の意味が分かりません。
主語につける修飾語は、あまりに華美とならないように注意もします。
一文が長くなりすぎないように注意も。
分かりにくい例:
雨で何日も延期となって、次回はできるのだろうかと心配だった大会当日、幸いにも昨夜から
の雨も上がり心待ちにしていた・・・・(既にこの辺で読む気を失いそうです)
ならば:
大会当日が来ました。延期に次ぐ延期。待ちわびた当日は素晴らしい快晴。開催を告げる
朝早くのドンドンという花火。
・表紙の写真を決定する
この写真が決まらないときついです。
小さな写真の集合よりも、大きな1枚でしょうか。。。。
・インパクトのある見出し
読み手が読みたくなる見出しは、とても重要です。
・投げかけ
読者に今の問題を提起し、投げかけることで一緒に考え、参加してもらう。
文章自体を疑問形で終わらせるのも手。
・・・・と言うこともありますよね?
・・・・についても皆で考えてみたいものですね。